イヤホンの本体には、色々な素材があることを知っていますか??

 

1,000円くらいの安価なモデルだと基本的にプラスチックですが、

ほんの少し値段が上がるとアルミニウムなど、色々な種類が出てきて、

それぞれ違った音の特徴をもっています。

また、全く同じ素材でも、どのような形・工夫をするか?によっても音が変わってくるんです。

 

今回は、

>イヤホン本体(=筐体)の素材別 音の特徴

をまとめてみたいと思います!

それぞれの素材をうまく活かした、代表的なイヤホンも紹介していきます。

 

では、いってみましょう!

 

①プラスチック

◆音の特徴:若干雑味が残る、低音の鳴りがしっかりする

ごく一般的なイヤホンの筐体素材ですね。iPhoneやスマホ、ウォークマンなどの付属イヤホンなどは基本的にプラスチック素材です。1,000円~2,000円くらいのどこにでも売っているカラフルなイヤホンもそうですね。

音質としては、あまり良くはない、といった感じです。

イヤホン本体というのは音楽が再生される時、ほんの少しですが、音の波によって振動をしてしまいます。

この振動(=共振と呼びます)が大きいと、音も濁ってしまうと言われているんですね。

プラスチックは軽くて扱いやすいですが、強度がないのでこの「共振」が起きやすいです。

それで、少し雑味・ノイズが入ってしまうというわけです。

ただプラスチックが絶対的に悪いわけではなく、軽いので装着感がいいというメリットもあります。

しっかり装着できると低音も聞こえやすくなりますね。

逆に高級イヤホンで装着感を重視したモデルや、3Dプリンターで製作されているモデルはプラスチック(樹脂)製のものもあります。

そういったイヤホンは解像度を確保するために別の工夫がされていたりしますね。

【代表イヤホン】

●安価モデル全般

●装着感重視の高級イヤホン、3Dプリンター製造イヤホン
Unique Melody “MAVERICK II”

(画像出典:Mix Wave公式HPより)
ボディ外側は樹脂製ですが、音導管(ノズル部分)は金属製になっています。装着感と両立させつつ、実質音が通る部分は金属ということですね。

 

②金属

◆音の特徴:高音の伸びが出る、解像度が上がる

全体的に明るい・エッジの効いた(多少鋭さのある)音になる金属筐体ですが、一言に「金属」と言っても色々あります。

一般的なのはアルミニウム。金属の中でも軽いほうで、扱いやすいので一番普及しています。

亜鉛やステンレス、真鍮、銀を使ったイヤホンもありますね。

金属は共振が少ないので1つ1つの音が澄んできて、解像度が上がる傾向があります。

【代表イヤホン】

●SoftBank SELECTION “music piece SE-1000”

低価格ながらアルミニウム筐体を実現したモデル。煌びやかな高音が特徴的。VGPを2016、2017と2期連続受賞するほどのコスパの高いイヤホン。

 

●Pioneer “SE-CL722T”

亜鉛とアルミの合金を使った珍しいモデル。重低音設計ながら、金属筐体の明るい高音域も合わさって、意外とバランスよい迫力が持ち味。あまり知られていないイヤホンですが、管理人はわりとオススメです。

 

●final “Heaven Ⅷ”

(画像出典:final公式HP)

ステンレス素材で、背面のデザインが美しいモデル。金属粉末射出成形法(MIM)という技術によって作り出されたこのデザインは、唯一無二の存在感だけでなく、音の濁りを分散させてクリアさを保つためにも一役買っているとのこと。立体的な空間の広がりがあるサウンドです。

 

●Campfire Audio “LYRA II”

流体金属と呼ばれる、こだわりの素材を使った一本。かなり強度が高く、シャキッとした臨場感のあるサウンドが心地いい。手触りもよく、傷もつきにくいので安心。




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③木(ウッド)

◆音の特徴:あたたかみのあるウォームサウンド、低音の主張が強い

金属とは対照的で、やわらかく厚みのある音になるのがウッド素材。

ある程度の共振は避けられませんが、それすらも”味がある”という意味で臨場感に変えてしまうのがウッドのすごいところ。

解像度重視でとにかく正確な音が聞きたい人には向かず、少し好みが分かれる素材ですが、他では出せない魅力があります。

昔から楽器というのは多くが木で作られており、ギター・ベース・ドラムなども基本的に木がもとになって作られています。

それを再現するためにイヤホンにも木を用いるというのは、ある意味正しい選択かもしれません。

【代表イヤホン】

●MUSE “M1 DX”

MUSE M1 DX カナル型イヤホン(イヤフォン)

価格:2,890円

ウッド素材の中でコスパが高いイヤホンといえば、コレ!全体のバランスがよく、どんなジャンルでもそつなく鳴らしてくれます。聞き疲れの少ないナチュラルなサウンド。特にジャズなどアコースティック系のものとは相性抜群。

●JVC “HA-FW02”

言わずと知れた有名イヤホン。木のイヤホンと聞いて真っ先に思い浮かべるのがこれではないでしょうか。JVCのウッドシリーズ、第二世代のミドルクラスです。このHA-FW02が一番オーソドックスなバランスの整ったサウンドで、曲のジャンルを選ばず聴けるようになっています。

 

④セラミック

◆音の特徴:解像度が高い、音の線が細くはっきりしてくる

素材自体がかなり高価で、イヤホンも値段が上がりがちです。

しかし音質的にはとても素晴らしく、クセのない解像度の高いサウンドでいかにも高音質!といった印象です。

セラミックが使われているイヤホンは限られており、わりとヒットモデルになっている感触があります。

【代表イヤホン】

●moshi audio “keramo”

セラミック筐体の中でも比較的安価なのがこのイヤホン。落ち着いた印象のサウンドで、低音は主張しすぎず大人しすぎず、他の楽器と調和しながら響いている感じ。解像度はとても高いです。コスパもかなりいいほうですね。

 

●SENNHEISER “IE800”

不動の人気を誇るイヤホンの王者と言っていいでしょうか。発売されたのが2012年ですが、何年経っても色あせないサウンドは奇跡のような気すらします。毎年多くの高級イヤホンがアップデートされていく中で、しっかりしたポジションを築いて崩れないというものすごい機種ですね。

超低音から超高音までスムーズに鳴らし、ダイナミック型とは思えない解像度を誇ります。ピュアでさらっとしているのに、エモーショナルな印象も受ける。この素晴らしいサウンドはいくつもの工夫によって成り立っていますが、セラミック筐体が貢献しているのも事実です。

 

以上、イヤホンボディ素材のまとめでした!
イヤホン選びに役立ててみて下さい。

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